創刊50周年を記念して、特別付録DVDを制作中です。
テーマはやはり4月号ということで恒例の「スーパースポーツ」。
しかし例年と異なるのは、単なる試乗記ではないことです。
レクサスLFAを中心とした7台を、ジャイアントテスト方式でお届けします。

今回、テストに連れ出した7台とは……
レクサスLFAニュルブルクリンク・パッケージ
メルセデス・ベンツSLS AMG
アストン・マーティンV8ヴァンテージS
ニッサンGTRブラック・エディション
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4ビコローレ
マセラティ・グランツーリスモMCストラダーレ
ポルシェ911ターボS
総額1億5000万円を超える豪華絢爛な車たちです。
高額な車だけに「良いに決まっている」と言われるかもしれません。
……我々は、テストしてみなければ分からないと思っています。

高額な車で、確かなのはコストをかけて作られている点でしょう。
ただし、一般的なおカネの使い方にもセンスが問われるのと同様に、
どんなふうにコストを投入しているかについては、
設計チームのセンスと実力が問われるわけです。

そこで我々はジャイアントテストという形式を通して、
それぞれのモデルの設計思想を探る旅に出ました。

JARIの高速周回路と旋回試験路を1日借り切り、
さらに富士スピードウェイのレーシングコースを借り……。
7台を3泊4日にわたって走らせ続けました。

目下テスターたちは収集したデータの整理に追われ、
経理部門はと言えば、いつもと桁の違う請求書の山に泣いています。

創刊50周年を記念した特別付録DVDは、
4月号（3/1）、5月号（4/1）と2号連続です。
1枚目は「CGのスーパースポーツ取材史50年」
2枚目が「映像で見るスーパースポーツ・ジャイアントテスト」です。
スーパースポーツ・ジャイアントテストの本誌記事は、
4月号に掲載されます。つまり映像は1号あと、ということになります。

4月号付録の「取材史50年」は、
つい先日編集が完了したばかりです。
内容的にはCG TVアーカイブの映像をふんだんに使用して、
トーク番組を構成しているので、登場車種には見応えがあります。

4月号から始まるCGのアニバーサリー・イヤー企画に、
ぜひご期待下さい。

（CGテストグループ）