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Making of CAR GRAPHIC

2011.12.14

911 GT3 RS 4.0とエヴォーラS

2012-1月号に掲載している、ポルシェ911GT3 RS 4.0のJARIテスト風景と、
同日に計測したロータス・エヴォーラSの動画をアップしました。

実は先月の段階でアップしていたのですが、
そのままスケジュールが切迫し、
お知らせがこんな時期になってしまいました……。

動画で見るとGT3 RS 4.0の排気音は
それほど大きく感じないかもしれませんが、
250km/h前後の全開通過音は、まさに響き渡る音量でした。
8300rpmまで回って500psを絞り出すエンジンは、
究極のフラットシックスのひとつと言いたい逸品です。
日本への割当台数はあっという間になくなり、
キャンセル待ちの列が出来ているとか……。

エヴォーラSの方も、元がトヨタの実用車エンジンとは思えない音色です。
エンジン始動時のひと吠えの音も含めて、プログラムとチューンが異なると、
こうも印象が変わるものなのかと驚かされます。
ちなみに、同日はケイマンRも計測したのですが、
こちらはケイマン、ボクスターの例によって排気音らしい音は収録できず、
「シュゴー」という空気の流れる音しか聞こえなかったので省略しました。
キャビンではかなり勇ましい音量で整ったサウンドを聞けるのですが。

さらにちなみにですが、エヴォーラSの発進は、
クラッチ等の状態を労って、かなりホイールスピンをさせています。
写真や動画を撮るには派手でいいのですが、当然タイムは遅くなります……。

もうひとつちなみにですが、2011-12月号に掲載した、
戦前を中心としたメルセデス・グランプリカーの動画もアップしています。
かなり種類としてはマニアックな世界なので、
あえてお知らせはしないでひっそりと公開していました。
この時代特有の猛々しい轟音が聞けます。
「レースカーとはいえ、80年前の車なんて牧歌的な感じなのでは」
と思っているとしたら、驚かれるかもしれません。
600psクラスでオーバーステア傾向という、猛獣です。

(CGテストグループ)

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