Making of CAR GRAPHIC

書籍

5月27、28日の2日間にわたり、代官山 蔦屋書店で素晴らしいイベントが開催されました。なんと、あの962Cの実車が2台も展示されたのです! 弊社刊行のCカー写真集発売ともタイミングがばっちり合い、クルマ・バイクコーナーではありがたいことに我らが写真集を“フロントロー”に陳列していただきました。

いまや代官山を象徴するスポットといえる蔦屋書店の屋外エリアに置かれた962C。クルマ好きそうな方々はもちろんのこと、多くの女性や若い方々が足を留めて写真を撮っているのが印象的でした。

「これ、なぁに?競走用のお車?」 上品そうなマダムに声をかけられ、かくかくしかじかレースで活躍した旨をお話差し上げると「闘うために作られた姿だから、こんなに格好いいのねえ」といたく満足げに眺めていらっしゃいました。

闘うこと、勝つことを追い求めて生まれたその姿。それを駆る人、見守る人、叱咤激励する人。そして、その周りの空気も含めて切り取った写真をたっぷり詰め込んだ写真集は、962C展示が終わった後も、代官山 蔦屋書店で実際に手にとってご覧になっていただけます。

CAR GRAPHIC編集部
(写真・峯 竜也)

グループC。
スポーツカーの究極体のひとつともいわれたマシーンたちは、
世界のレースシーンを熱狂の渦に巻き込みました。

ポルシェ956/962CからランチアLC2、ジャガーXJR、ザウバーC9、童夢RC83、ニッサンR90CP、マツダ787B−−きら星のごとく名を連ねた名馬たち……。
彼らを駆るドライバーたちからほとばしった汗の一粒一粒を、
勝負の残した傷跡のひとつひとつを、歓喜し絶望するひとりひとりを、限りなく切り取った写真がここにあります。

それらをまとめたのが本写真集です。
1981年から1991年までのルマンに舞台を絞り、原 富治雄さんという日本のレースフォトグラファーの第一人者がファインダー越しに覗いた一瞬の光を、一冊にまとめました。

サルトの空に響きわたる、闘う狼たちの雄叫び。
ページをめくるたびに、あのエンジンサウンドが聞こえてくるかもしれません。
あの熱狂を、もう一度。


CAR GRAPHIC PHOTO COLLECTION
Group C Le Mans 24h 1982-1991
グループCカー写真集
ルマン24時間耐久レース 1982~1991年

写真|原 富治雄

A4横 上製 120ページ
本体8000円+税

発行元:株式会社カーグラフィック

新刊「カーなべ」上下巻、1月下旬発売です!

明けましておめでとうございます。今年もクルマを思い切り楽しめるコンテンツを皆様へどんどんお届けするべく、ふんどしを締め直しているカーグラフィック編集部です。

さて……大変長らくお待たせいたしました……! 本誌ではすでに告知済みだった、渡辺敏史氏の最新刊「カーなべ」を、いよいよ1月下旬に発売いたします!

氏が週刊文春の誌面で8年間連載していた「クルマ道楽のナビゲーター カーなべ」は、自動車そのものだけでなく、クルマを切り口に世相や文化を鮮やかに一刀両断する読み物として人気を集めました。その連載を、どかっと上下巻にまとめた本作は、読みごたえたっぷり。

ときに自動車への愛を綴り、ギョーカイのおかしな慣例に檄を飛ばし、目から鱗の視点を繰り出す敏史流エッセイ。ユーモアたっぷりで当意即妙、小気味よいほどにキレのある文章の連続に、クルマ好きも、クルマに興味がないという人も、ページを繰る手が止まらないことうけあいです。

新刊「カーなべ」は、上下巻2冊同時刊行! すでにオンライン書店では予約受付もスタートしています。

2015年のカーライフをいっそう盛り上げてスタートさせてくれる活性剤を、ぜひ。

昨年10月末に発売されて以来、販売が好調の「日本車大図鑑」。
この度重版が決定いたしました。

また、買う前に中身を確認したいという方のために、
下記の大型書店などで見本を置いていただき、
実物をお手に取って内容を確かめられるようになりました。
続きを読む

SOCIAL MEDIA