Making of CAR GRAPHIC

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7月号の第2特集はシトロエンDSです。
内容は、

1)DS4独占試乗(日本市場として)
2)DS3レーシング試乗
3)シトロエン・レーシング訪問
4)DS4デザイナー・インタビュー
5)モデル戦略統括責任者インタビュー
6)シトロエンM35

ちなみに過去のDSに関係する記事がないのは、シトロエン自身が
「新しいDSは過去の“再開”ではなく、新しいモデルだ」
と盛んに主張していたからで(いまは少しその論調は緩んでいますが)、
確かにDS3のような小型車もあるわけですから、
分けて捉えた方が現代のDSを理解しやすいと考えました。

今日はこの取材の裏側を、日記のように気楽な感覚で綴ってみたいと思います。
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MAZDA 787B

これまでの試乗とはワケが違います。
このような機会をCGに与えて下さったマツダの皆様に深く感謝致します。
これは往時の性能を取り戻した787Bなのです。
もちろん優勝車そのもの。

今年、マツダ787Bは、優勝20周年の記念走行をサルト・サーキットで行ないます。
そんな舞台で「中途半端な走りはできない」と、足回りからエンジンまで、
フルレストアと言える整備を施したそうです。
特にエンジンは組み上がったばかりとか。
タイアも新品……。
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昨日(5月30日)はメルセデス・ベンツ新型Cクラスの日本発表会に行ってきました。
1月のデトロイト・モーターショー前夜祭を世界初披露とすれば、
半年での日本上陸となります。

新型Cクラスの特徴といえば、質感の向上(特に内装)をおいて他にないでしょう。
円高という背景もあるのかもしれませんが、
これだけ質感が進化していて、ATも全グレード7段になったにもかかわらず、
399万円(C200のベーシックグレード)からという価格も注目。
ちなみに、大谷記者はSLK350で、八木記者はCLS350で感心させられた、
新開発の3.5リッターV6を積むグレードだと680万円。
このV6、モジュラー設計を脱したために、かなり良いです。

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本誌6月号では、自動車専門誌という立場から東日本大震災を取り上げました。その際、世界の自動車メーカーのトップから読者の皆さんに向けてのメッセージを頂戴しました。中でもダイムラーAGのツェッチェ会長は、上海ショー取材に訪れた本誌スタッフに対して単独での会見を快諾し、掲載されたコメントの他に直筆のメッセージも寄せてくださいました。誌面の都合上本誌には掲載できなかったため、あらためてここに紹介させていただきます。ツェッチェ会長、そしてダイムラーAGのスタッフの方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。
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6月号の本誌次号予告を大幅に変更し、7月号は第一特集としてフェラーリを取り上げることになりました。
まずはここであらためてお知らせする次第です。

編集長はマラネロに飛び、工場にまで潜入した模様。現地スタッフのインタビューとともにお伝えします。

もちろん国内取材班も同時進行で、458Italiaとカリフォルニアを伴って出かけました。レーシングドライバー視点でフェラーリを見てみようということで、今月は荒 聖治選手に登場してもらいます。

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次号スポーツカー特集「プリンス篇」、鋭意制作中です!
今日はR380速度記録についての資料を、皆で囲んで見ています。
とても40年以上経った紙の資料とは思えない、驚きのコンディションで発掘されました。
この記録イベントの公式パンフレットから、
取材時にキクチさんが取ったラップタイム表などなどを前にして、
ベテランはベテランの、若い衆は若い衆なりの目線で盛り上がっています。
プリンス篇もホットな仕上がりになりそうで、
担当者は「やりたい内容が多すぎて、予定ページ数に収まらない……」と悩んでおります。
「あの車とこの車が同じページ内で再会しているなんて」というサプライズもありますのでお楽しみに。

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600号から連載形式でお届けしている「日本のスポーツカー探訪」。
古い話題はむしろ新規取材以上に時間を要する部分もあるため、トピックの選定とともに、最終回までを見越しての資料発掘も並行して進められています。

CGが60年代から収集し続けている資料は、写真(ネガ、ポジ・フィルム)を除く紙の資料だけでも数千箱にのぼります。重量に換算するなら20トンは下らないと言う人もいます。


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怒濤のようなジュネーヴ・モーターショーから帰国しました。主にドイツとイタリアから注目のニューモデルが連発されたため、会場は大混乱と表現するに相応しい状況になっていました。ピニンファリーナやフェラーリを始めいくつかのインタビューを含むショーレポートは4月1日発売号に掲載です。

街を歩いていると、いたるところでショーのポスターが見られ、(静かですが)ちょっとしたお祭り気分でした。バス広告や大型看板は半ば当たり前としても、このような町の小さな模型店の入り口にあるポスターは、「みんなで盛り上げよう」という気持ちが伝わってくるようで、思わず写真を撮ってしまいました。
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